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yukari_re's blog

その時思いついたことをつらつら。

青山月子です!1-2巻 感想

 

青山月子です! 1 (マーガレットコミックス)

青山月子です! 1 (マーガレットコミックス)

 

 

青山月子です! 2 (マーガレットコミックス)

青山月子です! 2 (マーガレットコミックス)

 

 1巻を買って数ヶ月、2巻出てしまいましたのでまとめて感想を。

周りをみんな笑顔にする、ステキな人になりたい!と願う月子さんだけど、彼女にはちょっとした秘密があり…!?    青山月子です! 湯木のじん

 実は気まぐれに別マ本誌を買った時にちょうど第1話が掲載されていたのがこの「青山月子です!」でした。1話で大体の設定が明かされたので、なるほどなるほど〜と読み進めることが出来ました。

青山月子は事故で記憶喪失になり1年留年した後高校へ復帰。二度目の高校1年生として学校へ通うことが最初に明かされます。至って明るく振舞っているつもりだけど、表情に乏しく若干空気の読めない月子はクラスの腫れ物状態。なかなか月子の思い描く「輝かしく素晴らしい青春」をすることができません。

でもそこは持ち前のポジティブすぎる思考で乗り切っていく月子。なかなか図太い。「記憶喪失」だとか「浮いた存在」というマイナスファクター満載の主人公で「なんだか重い話なのかな...」と思われそうなのですが、月子の計り知れない鈍感力により物語は思いの外マイルドに進むので安心してください(2巻現在)。

このマイペースな主人公の前に転校生として現れるのが加賀美くんです。彼は事故で記憶を失ったということを知らない、今の月子だけを純粋に見つめられる存在なのです。加賀美くんは今の月子しか知りませんから、月子はこうあるべきだ!という押し付けもなく、ただお前はお前でいいんじゃない?と見守ってくれます。しかし無駄に行動力のある月子は自分が以前どんな人間だったかを知るためにあれこれいろいろな人に突っかかっていきちょっとしたトラブルに巻き込まれていきます。それを時には生暖かく見守っり、時には身体を張って守ったりしてくれます。めちゃくちゃいいやつです。少女マンガの男子高生はほんとうにみんな優しいなぁ...。

そんな月子にもいろいろあり男友達がいっぱいできたり、トラブルがあったりしてなんとなく加賀美くんも月子を意識し始めて1巻は終了します。

 

2巻でも月子の暴走は健在で、ひょんなことから出来た女友達の恋のアシストを決めようとしてオウンゴールするなど、ちょこちょこイベントが起きる展開です。

その中でちょっと気になったのが、何かしらのイベントが起こるのですが収束するまでの展開が早いこと。おお、盛り上がってきたな!と思って読んでいると最高潮の手前で(ほぼ)綺麗に収束してしまうので、個人的にはちょっと物足りないというか。なんだか駆け足で進めて連載終了させようとしているように感じて気が気でないまま読み進めてしまいました。

なんだかんだありつつ最初は「元の月子のようになりたい」という想いが強かった月子が加賀美くんの助けにより「私は私でもいいんだ」と少し考えを変えられるように。そして加賀美くんも「月子が好き」だということを改めて実感し、夏祭りにデートに誘います。

まー、少女漫画の夏祭り、花火、デートとくれば何も起きないわけないですよね!月子、ほぼ告白と受け取れるやりとりを加賀美くんとしつつその場から逃げ出し、あろうことか加賀美くんが好きな女の子にその場を譲ってしまいます。これにはさすがの加賀美くんも呆れ気味。

そして最後に「好きだけど ただ それだけ」というモノローグで2巻は終了してしまいます。

普段月子は図太い神経と異常なポジティブ思考の合わせ技を繰り出してくるので忘れがちですが、記憶喪失という結構重たいハンデを負っています。記憶喪失ということは、その記憶がいつ戻るかも分からない、また記憶が消える可能性もあるかもしれないという言いようのない恐怖をうちに秘めているのかもしれません。その思いがこのモノローグに繋がっているのかなと。

ここからどんな決断を月子が選ぶのか、加賀美くんがどんな受け止め方をしてくれるのか気になります。しかしなんて鬼畜な引きでしょう...4ヶ月待つのが辛い。

 

絵柄はあっさりしていて、癖のない雰囲気で読みやすいです。横顔がたまに崩れることもありますが。あとみんなタレ目がち。

 

最後に2巻で最も(私の中で)盛り上がった場面を。

月子が「私に恋人ができたら応援してくださいね!」的なことを言った後の加賀美くん。

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「やだ しない じゃまする」

可愛い...おわり!!