yukari_re's blog

その時思いついたことをつらつら。

ひるなかの流星 12巻(最終巻)感想

 

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックスDIGITAL)

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

 

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックス)

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックス)

 

 

また最終巻の感想を書いていきます。

書こうと思ってだいぶ寝かせてしまったのですが、寝かせすぎてやまもり先生の新連載がどうやら始まってしまうようです。チェックチェック。

ついに完結、12巻という結構長めのお話でしたが個人的にはサクサク読めました。隔週連載の影響もあると思うのですが、毎話冗長すぎずテンポ良く進んでいった感じでした。

最終巻は沖縄旅行での事件をキッカケに、すずめが獅子尾と馬村のどちらが本当に好きなのか、自分の気持ちと向き合うという内容でございました。やはり「獅子尾の気持ちがわからないから、自分を好きでいてくれる馬村の気持ちに精一杯応えたい」というようなやや不純?な理由は、純粋でひたむきな性格のすずめには似合っていなかったのでこの展開は良かったです。

 

正直終盤付近の獅子尾は酷かった...。最初の頃の行動は普通だったんですが、時が経つに連れ「大人だから」「生徒と教師だから」と予防線を張ったのにも関わらず、それを最終的に自分からぶち破っていくスタイルを披露してきたので株価大暴落。ストップ安です。もうちょっとこのあたりはなんとかならなかったのかと思いました。好きになったら止められないのは分かるんですけど、もう20代半ばの教師なんだからさ...という感じでした。

最終巻ではすずめが沖縄で馬村とデートをしている最中、最終手段「怪我をして病院へ運ばれる」スキル発動。すずめが病院へかけつけ、そこですずめへのほんとうの気持ちを暴露します。ふたりともちゃんと両思いだった、だけどその時にふたりの気持ちをちゃんと知る術がなく離れてしまったけれど、今やっと同じ気持だったとすずめは知ります。でも自分の気持ちはもう違う方向を向いていて獅子尾の気持ちには応えられないと、しっかり自分と向き合った答えを獅子尾に伝えました。それを獅子尾も受け入れ、すずめは再び馬村の元へ走って会いに行く展開。

初期から一変、清々しいほどの噛まれ犬に変身した獅子尾。彼はすずめのような純朴な子を好きになってはいけないですね。悲劇しか起こりません。(でも番外編でまだ寿司柄ネクタイが部屋に飾ってあったらしいから、すずめへの思いはだいぶ根が深そう)

 

そしてついに馬村の想いが報われる時が来ました!これはほんとうに嬉しかった...親戚のおばちゃんレベルで嬉しかった...やったね馬村!すずめのことが好きで手放したくないけど、それ以上に悲しませたくないと見守り続けた馬村は、ある意味すずめに良く似ていましたね。

獅子尾が怪我で病院へ運ばれた時、すずめに「行けよ」と言うのは辛かっただろうなと。それでもすずめが行かなかったことで後悔して傷つくよりよっぽどマシだと考えたのでしょう。かっこ良すぎるぞ馬村...。

そして自分の気持ちを伝えるため、ビーチに居る馬村の元へかけていくすずめ。もうこれだけでちょっと感動。そしてついに獅子尾への気持ちにケリを付けたすずめが馬村に「好き」と告白・浜辺でキス(けしからん)、ということで大団円を迎えるわけです。良かったね馬村!ほんとうに良かった馬村!!

馬村の女嫌いのエピソードが最終話に差し込まれたのも良かったです。よく考えたら今までなぜ苦手なのかということはちゃんと描かれていませんでしたしね。

 

すずめに関しては(某教師に)さんざん振り回されたので、もう馬村と幸せに余生を過ごして欲しいです。以上。

 

獅子尾はすずめにとっての「いつか見た夢の様な、憧れの昼日中の星」であったのに対し、すずめは馬村の「これから先もあなたに寄り添い続ける昼日中の星」でありたい、というような内容のモノローグが描かれて終了します。

 

このひるなかの流星、話も良いのですが絵もかなり上手で読みやすかったです。出てくる人みんなオシャレで眩しかった...

番外編がいくつかまとめられた単行本が出るそうなので、それも楽しみです。

 

本編とは関係なのですが、単行本のスペースのイラストに私信がかかれていたりして、その部分が残念でした...。メールでもLINEでもしてください。

最近読んでいるマンガリスト

書いておかないと忘れるので備忘録的なものとして。

 

娘の家出 2 (ヤングジャンプコミックス)

娘の家出 2 (ヤングジャンプコミックス)

 

 1巻より話のインパクトが弱いけど、その分じわじわくる感じが良かった。

 

宝石の国(3) (アフタヌーンKC)

宝石の国(3) (アフタヌーンKC)

 

 フォスどうなってしまうんじゃ...

 

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックス)

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックス)

 

最終巻まだ読めてないんじゃ...マーガレット系の作家さんは絵が上手な人が多くて読みやすい

 

ノラガミ(13) (月刊マガジン)

ノラガミ(13) (月刊マガジン)

 

 うおおおお13巻くるうううう

 

俺物語!! 8 (マーガレットコミックス)

俺物語!! 8 (マーガレットコミックス)

 

 うおおおお8巻出るうううう!!アニメ、いい感じで仕上がることを祈る。

 

オオカミ少女と黒王子 12 OAD同梱版 (マルチメディア)

オオカミ少女と黒王子 12 OAD同梱版 (マルチメディア)

 

うおおおおお12

 

 まだ読めていないのにどんどん刊行されるのがツラい...

 

なんか他にも読んでいたものがある気がする...。最近は本屋さんがどんどん無くなっているようだけど、私はたまに本屋さんに行って新刊を探す癖が抜けないので頑張って欲しいです。そろそろ本屋さんに行きたい。

 

子ども用に購入したけどわりとすぐ使わなくなったものと、まだ使っている(役に立った)ものリスト

子どものために購入したはいいが結局あまり我が家で使わなかったものと、未だ現役で使っていたり、役に立ったものをまとめてみました。

子どもの好みによりだいぶ内容が変わってくると思いますので、我が家での例として参考程度に御覧ください。

わりとすぐ使わなくなったもの

ダイニングテーブルを使う時用に購入。3ヶ月ほど使用しましたが、普通に椅子に座れるようになりお蔵入りに。デザインとか使い勝手はとても良かったし、後々外食時に持って歩いて使えばよかったのか...!と気づきました。テーブルに設置するタイプなので傷がつくかなと思ったのですが、我が家の安いテーブルでも平気でした。

 

コンビ メチャカル ハンディ MECHACAL HANDY バイオレット

コンビ メチャカル ハンディ MECHACAL HANDY バイオレット

 

 1歳手前まではよく乗っていましたが、乗るのが嫌になったらしくお蔵入り。お散歩のときはかなり活躍していました。レンタルしたほうが賢い選択かもしれません。

 

ママコラボバウンサー(ブラウンチェック)

ママコラボバウンサー(ブラウンチェック)

 

バウンサーは本当に一瞬で終わりました...子どもの好みによると思いますが、我が子にはハマらなかったようで。試しに安いバウンサーを購入してよかった...。

 

PIPBABY 清浄綿 2枚入×50包

PIPBABY 清浄綿 2枚入×50包

 

母乳の場合、授乳の前に拭いてから飲ませてくださいと言われたような気がして使っていましたが、今は使わなくてもいいよという産院も多いみたいです。これを使うと乳首に傷がついた時に治りが遅かったりするんですよね...赤ちゃんの口元を拭いたりするには便利ですが、結局使い果たすことは無く。買い足す必要は無かったなぁという感じでした。

 

コンビ テテオ teteo おしゃぶりキャップ付 サイズ1 グリーン

コンビ テテオ teteo おしゃぶりキャップ付 サイズ1 グリーン

 

我が家では本当にちっとも咥えませんでした。おしゃぶりはなかなか譲ったり売却したりが難しい物なので、最初から高いのを購入せず、安いものでよく咥えるようであれば良いものを与えるような感じでいいと思います。

 

思ったより役に立ったもの 

夫の同僚から譲り受け、それをまた他の人に譲って...という感じでいろいろな人とシェアする形で使ったバンボ。使う期間は短かったものの、座っている間はそれなりに静かにしてくれるし、お風呂の時に座って待たせたりと便利に使えました。中古でも気にならない人は安いのを買うと幸せになれるかもしれません。

 

 最初横抱きもできるCombiの抱っこ紐を購入したのですが、縦抱きにした時に安定感に欠けて疲れたのでこのアップリカを購入。良いです。予算に余裕がある場合は

エルゴベビー ERGO Baby スタンダードキャリア ナイトスカイ Night Sky 【並行輸入】人気 星の刺繍のNEWカラー♪

なんかが人気なのでこちらを購入してもいいと思います。出かけるときに忘れた!なんてことも結構あったので、車にCombiのほうを常に入れておきました。

抱っこ紐は腰部分に太いベルトがあるタイプが安定して使えますよ。

 

スパイス PETITS ET MAMAN FUKIOMU CASE チェック

スパイス PETITS ET MAMAN FUKIOMU CASE チェック

 

おむつ、おしりふき、小さいおもちゃ、ウェットティッシュ、ちりがみなどをまとめて入れて、これをいつも持ち歩くカバンに入れるだけでOK。値段もそこまで高くない+かわいい柄のものが多いのでお気に入りを探すのも楽しいです。

 

リッチェル こぼれないボーロカップ ピンク

リッチェル こぼれないボーロカップ ピンク

 

 実際に使っているものが見つからないので画像はイメージです。赤ちゃん用の食器で取っ手が片方に付いている、かなりシンプルなものを今でも愛用しています。少し大きくなってくるとスプーンで自分ですくえるようになるのですが、おわんを抑えるのに取っ手があるとやっぱり便利なんですよね。今使っているものは「自然を感じながら豊かに住まうパリの暮らし | キャトル・セゾン」で購入しました。まだ売ってるかなぁ。

 

 

このロンパースは本当に良かったです。今は下の普通の肌着を着せています。とにかくストレッチが効いていて着せるのが楽。柄も賑やかで可愛いのも良いです。ちょっと高いのがネックですが、肌触りが良くヨレヨレになりにくいので長く着せられます。セールを狙ってまとめ買いがオススメ。

 

 

ざっと書き出しましたが、結構忘れているものもあるような...。思い出したら追記します。

姉の結婚 8巻(最終巻) 感想

 いきなり最終巻の感想を書くスタイルですみません。

姉の結婚 8 (フラワーコミックスアルファ)

姉の結婚 8 (フラワーコミックスアルファ)

 

 最終巻が出て居たと知り早速読みました。読み始めてから、「前巻てどんな内容だったっけ…」とすっかり忘れてしまって居たのですが、真木の離婚が成立したところからの話ですね。

 
ついに真木がヨリにプロポーズし結婚!という流れになるかと思いきや、邪魔が入ってまた心が離れてしまうという展開ですが、今までがもっと面倒な展開だったからか今回はすごくベタベタな印象でした。帯にデカデカと完結と書いてあったので途中までちゃんと終われるのか?ということに気を取られて読んでしまいました…。最後は駆け足気味で結末を迎えたのが残念だったような。今までいろいろな人物を巻き込んで進んできた話なだけに、その一人ひとりの後日談をもう少し盛り込んでも良かったのではという感じでした。
  
2011年の1巻発売から3年半で完結ということで、結構長めの連載期間でした。
最初のほうはいろいろあって恋することが怖くなってしまったヨリの目の前に、ヨリを心から愛するイケメン精神科医師の真木が現れるという話にドキドキしたものです。若かった。
最後まで読み切ったのですが、ご都合主義というか...。ベタな少女漫画の年齢を引き上げて、そこにドロッとしたもの(不倫なり妊娠なり)を織り交ぜて描いたという感じでした。しかもヨリはずっと受け身で、待っているだけ。待っていたら王子様が必ず迎えに来てくれたという展開。読む人によって好き嫌いが分かれる内容でした。
 
そしてもう一つ感じたのは、同作者の「娚の一生」を出てくる人物やエピソードを焼き直したような内容ではないかということ。「娚の一生」のヒロインであるつぐみは、大学教授である海江田に想われつづけ結婚したのですが、ヨリと同じくほぼ受け身。つぐみのほうが少し自分からアプローチしていた印象があったかな。多分こういう話を描くのが好きなんですね。
 
最後のほう、真木がヨリにプロポーズをするセリフに「苦しみさえも分け合える間柄を夫婦というのだと・・・」とありましたが、果たしてヨリは真木の苦しみを受け止められるのでしょうか。イマイチ説得力が無い感じがしました。というのも、ストーリー中ヨリは苦しみから逃げ続ける選択しかしてきていないのです。この言葉を持ってくるのなら、せめて最終巻中はずっと真木を信じきる展開のほうが良かったなと思いました。
 
 
最後まで買い続けて読みましたが、なんだか最後でフッと「もういいや」と思ってしまった作品になってしまいました。
 
おわり。
 
追記
表紙の装丁は全巻ステキでした。